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2010年11月07日

サムスン電子のグローバル戦略

サムスン電子のグローバル戦略

先週、研修でサムスン電子という会社について
勉強しました。

たまに、サムスンのお話は聞いていたのですが、
サムスンだけで、約90分聞いたのは初めてで
勉強になりました。

講師は、甲南大学でサムスンを研究されている
高先生でした。非常にハキハキとしゃべられる
方で、話も面白く、まったく退屈することなく
聞くことができました。

講演の内容は
@サムスンの突出した収益力
Aサムスンの主要部門・韓国会社の特徴
B新興市場への果敢な攻勢
Cサムスンの課題

売上高(2009年12月期)
サムスン  10兆円
ソニー    7兆円
パナソニック 7兆円

営業損益
サムスン   8000億
ソニー     300億
パナソニック 2000億

時価総額(メリルリンチ証券のデータ2010年3月)
サムスン   1000億ドル
ソニー     300億ドル
パナソニック  300億ドル


いやー、すばらしいですね。サムスン。
最近の営業利益率も5〜10%です。

日本のメーカが総合力なのに対して、サムスンは
一点集中型です。
D−RAM⇒液晶パネル⇒携帯という分野にほぼ
絞って成長しています。

一点集中型・・・、かっこいい。

いまでは、iphoneやiPadに入ってるほとんどの部品は
サムスン製らしい。
そうこうしているうちに、技術力をつけてサムスンも
スマートフォンGalraxyを発売しましたね。

韓国社会の特徴
@過酷な受験戦争(大学進学率は82%)
 教育費は、日本の2〜3倍(儒教からの教育熱心のため)
 就職難の韓国でサムスンに入れる人は超エリート

 徴兵制(約2年間)精神的にも鍛えられ逆境に強い

A国民的な海外志向
 子供の頃から海外が当たり前、1ヶ月くらい暇があれば
 アメリカへ海外留学というのが普通らしい。


B深刻な危機意識
 1997年の韓国通貨危機でサムスンでさえ、
 16万人いた従業員がリストラで11.5万人へ

 みんな危機感を持って働いている
 ※日本は、じわじわと危機が迫っており、ゆで蛙状態


サムスン競争力の源泉
@大胆な設備投資で生産能力を飛躍的に拡大
 悪く言えばワンマンであるが、トップダウンですばやい
 意思決定ができる。

A人材活用:欧米留学の韓国人技術者、日米技術者を厚遇
 でスカウト(日本企業の3倍の給料)


Bマーケティング力:初期から世界市場をターゲット
 社員の「地域専門化制度」
  新興市場へ、200人/年派遣
  現地の言葉、消費者のニーズをつかむため
  ※住むところなど現地の支店を頼らず、すべて一人で
   行い。本当に現地人として生きてニーズをつかむ


Cデザイン力
 薄型TVや携帯では、初期から高級品志向で
 デザインにかなり力を入れている。

サムスンの課題
そんなに課題だとは主はなかったけど、
サムスンの性質は、先発メーカへのキャッチアップ
先行して発明された商品を、資金力で急激に追い上げ
追い抜いていく
課題は、サムスンオリジナルの商品がまだない。
任天堂のDSやWii、アップルのiphoneみたいな

商品の集中、マーケティングやデザインへ力点を置く
など、方向性が明確である。こういうのを戦略という
のだろう。
日本メーカは、総合力という形で戦力を分散している
ため、負けていっているのではないだろうか?

サムスンに勝つために取るべき戦略(参考)

サムスン電子の人材戦略


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posted by air_water at 22:40 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記etc | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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