著者:鳥原隆志
いつも楽しいインバスケット思考の本ですが、今回は少しビジネスシーンからは外れた、余暇活動でのインバスケット思考です。
インバスケット思考は判断力を養うものですが、判断は何も仕事の中だけで行っている訳ではない。人は仕事以外でもいくつもの役割を持っている。父として夫として、地域活動、あるいは趣味の仲間の活動で、それぞれ役割も持っています。
そんな時の判断にもインバスケット思考を活用しましょうという内容です。
小説としても読めるくらい構成やキャラクターがしっかりしているので、インバスケット思考を勉強しているということを感じさせないくらい自然に勉強ができると思います。
舞台は、インバスケット思考の第一弾のケーキ屋たま周辺です。登場人物も同じ人が出てきて入りやすかったです。※第一弾を読んでいない人でもわかる内容になっています。
ケーキ屋で働く、柴田奈々と仲あゆみの二人が主人公で、二人含めた軽音楽バンド「ミラクル」のコンサートに関して発生する問題がインバスケットを学ぶ材料となっています。
コンサート会場の予約、ディナーの食事、メンバーの仲間割れなど分かりやすい題材で、インバスケットの神髄が分かるようになっております。
読後の感想としては、今までのインバスケットの本の中で最も内容が面白かった気がします。インバスケットというよりも小説として楽しんでました。主人公二人は、おっちょこちょいの奈々、決断恐怖症のあゆみですが、この二人がインバスケット思考を学ぶ課程で成長していきます。二人の成長を追うことで、インバスケットの要点が、自然と入ってくる感じです。
ビジネス本ですから、小説として楽しむだけでなく、思考法もぜひ学んどきたいですね。いや、主はインバスケット思考を学ぶことでした。
ビジネススキルを上げたい人はぜひ読んでみましょう。
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